物資や古着のご寄付受け入れについて

ルンタ・プロジェクトでは、チベット難民やその子どもたちに、衣類やおもちゃ、文房具などのご寄付を受け入れています。
また、ルンタ・レストラン(日本食レストラン)では、旅行でダラムサラに立ち寄られる方で、粉わさびや海苔など日本でしか手に入らない食材を運んでいただける手渡しボランティアを探しています(食材の代金はお支払いいたします)。

支援物資について

現地への物資支援について、日本事務局では取り次ぎや取りまとめは行っておりません。ご支援くださる方は、ダラムサラのルンタ・プロジェクト事務局へ、国際郵便を利用して直接ご送付いただけるようお願いいたします。郵送料はご負担をお願いいたします。送り先住所は以下の通りです。

送付先住所

To Lung-ta Project
c/o Lung-ta Japanese Restaurant
Jogibara Rd, Mcleod Ganj,
Dharamsala 176219, Distt. Kangra, H.P.
INDIA

(※H.P.はHimachal Pradesh州の略です)

古着受け入れについての基本的な考え方

 ダラムサラはデリーから北約400kmの山間地にあり、インド政府から難民として認められた亡命チベット人やその2世世代約8000人が居住する町です。インドにはこのようなチベット難民居住区がダラムサラ近郊や南部に点在しています。難民の集住地域であることから「難民キャンプ(refugee camp)」「難民コロニー(refugee colony)」などと呼ばれることもありますし、住所表記がそうなっていたりもしますが、“難民キャンプ”という言葉から想像されるような「食べるものも着るものもなく恵まれないテント生活」が営まれているわけではありません。(1980年代まではさまざまな状況もありましたがそれははしょり、現在の状況についてお話しします)
 現在では道路など交通網も整備され、流通網も発達しています。インドは確かに貧困層の多い発展途上国ではありますが、綿生産や軽工業は発達しており、飢餓状態にあったり、着るものが手に入らず困っている、という状況ではありません。お金を払えば必要なものはすべて手に入る環境の中で、チベット難民もインド社会の構成員の一部となることが求められており、目指さなければいけないのは経済的自立とその方法になっています。難民学校も10年ほど前からは制服が支給されるようになり、給食の内容も「良い」とまではいえませんが向上しつつあり、今後は、学ぶ教材の内容や教師の質、さらに高等教育などが求められる段階に来ているかな、と感じています。
 そのような状況で、ルンタ・プロジェクトでは「古着を日本から集めて送る」活動を決して積極的に展開しているわけではありません。
 ただし、チベット難民のなかにも経済格差はあり、割高ですぐ小さくなる子ども服をあまり頻繁に買えないシングルマザー、病気にかかり仕事ができず収入もなく食べることと療養を最優先にしなければいけない境遇の人やその家族、など、支えを必要としている人たちは少なからずいます。父親の金遣いが荒く暴力をふるう家族への支援のケースなどでは、金銭ではなく物資のほうが有効なケースもあります。さらに、現地は日本と違い、洋服の生地も縫製もあまりよくなく、子どものおもちゃは種類もバリエーションも少ない(もっとも、日本もかつてはそうでした)など、日本から届く洋服や雑貨、おもちゃなどが非常に貴重で喜ばれている、ということも事実です。
 一方、「まだ着られる服があるので困っている人に役立ててほしい」とお申し出いただく方々からのお気持ちは純粋な善意で、とてもありがたく、活動する側としてなんとか応えたいと思っています。古着を贈ることが問題の根本的な解決につながるものではありませんが、それでも、ひとりでも多くの方にチベット難民のことを思い浮かべていただき、お気持ちと一緒に箱に詰めて郵便局に持ち込んでいただくこと、少なからぬ郵送料金をご負担いただいて発送していただき、数カ月の間「もう届いたかな?」と気に掛けてくださる――その行動自体に感謝したいのです。具体的なモノを通じて、本当に小さな機会ではありますが、チベットの人たちとつながっていただくことが、少しずつ輪になり波紋として広がっていってほしいと願っています。
 これは受け取る側のチベット人に対しても同様であり、個人の方から届くプレゼントは「日本にもチベットのことに関心を持っている人がいるよ」「チベット難民はけっして忘れられていないよ」というメッセージになれば、と思っています。贈られた物よりも、物を通じてひとりの善意がひとりのチベット人に届く、そんな橋渡しができればと思っています。少なくとも、「日本は豊かで物が余っているからなんでもいろいろ届くんだ」なんて誤解をまき散らしたくない。その意味と、現地スタッフの処理能力を超えることから、団体様からの大量の物資受け入れ(数tとか段ボール数十箱とか)はお断りさせていただくことをご容赦ください。

喜ばれるもの

下に挙げたものはあくまでも一例です。こんなものが喜ばれました、という参考になればと思い挙げさせていただきました。



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