2004年のルンタ・プロジェクトについて


【裏ルンタ】 2003年報告会のお礼

 12月7日に開いた京都報告会も無事終了いたしました。参加者約20人、バックパッカー仲間や草津にいた頃仲良くしていただいた方、新しく里親になっていただいた方にもいらしていただいて、里親さんには「皆さん既にお知り合いなんですか……」と気後れさせてしまったようでもありましたが (すみません)、非常になごやかな雰囲気で進んだと思います。
 私も、里親になってくださってる方とお会いできてうれしかったです。少なくない金額をことづかっていることでもあり、きちんと続けてやっていこうと改めて思いました。

【ルンタ・プロジェクト】 代表、アメリカ留学決定

 ルンタ・プロジェクトの代表の1人で、ルンタ本部 (ダラムサラ)在住の高橋明美が、2004年夏から大学院で学ぶためアメリカ留学することになりました。
 高橋はルンタ運営の一方、将来的に専門家としてひとり立ちするため、研究者として博士号を取得したいという希望を持っておりました。大学の学部から続けているチベット仏教学研鑽の一方、これまでの難民支援の経験の中から開発学やNPOのマネジメント、国際支援などの分野にも興味を持ち、数年前から指導教授や進学先を探していたところ、昨年、アメリカ・ボストンの大学院に合格。今年、国際協力事業団(JICA)の専門員(奨学金)選考にも合格し、基本的に学費・滞在費・渡航費すべて奨学金で研究できる見込みになりました。(おめでとうございます!)
 進学先の大学院のカリキュラムは基本的に2年間で、うち1年はアメリカで学び、2年目はフィールドワークに なるそうです。フィールドはチベット難民を選択してダラムサラに滞在してもいいし、他の地域のコミュニティや先住民族支援活動を テーマにしてもよいとのこと。そのため、ダラムサラを不在にする期間は最短で1年、長ければ2~3年、ということになる予定です。
 私(うらるんた)もわがまま言って2年前、中国に語学留学させて いただきました。ルンタ・プロジェクトは、スタッフ自身もまだ未完成なところがある、成長途上のグループです(そのへんが良さだと思っているのですが)。 中軸のなかの中軸である高橋明美さんがダラムサラを離れることは、ルンタ・プロジェクトの当面の活動にとっては大きな痛手ですし、不安材料ではあります(ルンタ発足そのものが最初に「高橋さんありき」でしたし)が、長い目で考えれば、チベットに軸足を持つ開発学の専門家をルンタ・プロジェクトに得る、ということでもあります。高橋さんの前途を祝し、拍手で送り出したいと思います。(逆に、彼女のほうが後に残る私たちに不安を感じているかもしれませんが… ^^;)
 高橋さん不在の間のルンタ・プロジェクトの現地での活動をどうするかは、現在、現地と調整しているところです。基本的には、中原一博さんはダラムサラにおりますし、日本食レストラン「ルンタ」は直子さん&ソナムさん がしっかりと守ってくれます。「NGO活動に専従してみたい」と名乗り出てくれている方もおり、有給スタッフを念頭に置いて調整を進めています。
  ただし当面、里親支援活動は、現在既に引き受けている里子さんたちのフォローを最優先し、新たな里子さんとのセッティング(里親受け入れ)は見送ることになるかもしれません。おかげさまで、現在54人の里子が日本からの教育援助を受けることができています。手作業での事務連絡や子どもたち一人ひとりとのフォローアップが、スタッフ1人の許容量になってきている状態です。
 また国内でも、00年や02年にアムネスティ日本と協力して実現したチベット難民サバイバーを招いての証言ツアーのような、大がかりで全国的な活動は控えることになると思います。私も引き続き努力しますので、どうぞよろしく お願いいたします。

【裏ルンタ】 「TSNJ」に加わることになりました

「TSNJ」とは、「Tibet Support Network of Japan(チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン)」の略で、国内で活動するチベット支援団体の横のつながりをもとうと、2001年に立ち上げられました。「チベットの自由と民主化をサポートする」団体という規定があり、オブザーバーとしてダライラマ法王事務所が参加しておりますので、本土への教育支援などをする団体は入っていません。
 ルンタ・プロジェクトへは、立ち上げ当初に加盟呼びかけを受けていたのですが、出席が義務付けられている定例会議が東京で行われていて出席が難しいこと、回り持ちで幹事役もこなさないといけないのですが、それもたぶん無理、ということで見送っていました。今回、私が群馬に移ったのを機に改めてお声掛けいただき、参加することにしました。
 「TSNJ」は「チベット支援」という非常に広い枠で作るネットワークで、チベットに限定されない人権団体から、かなり政治的な主義色の強い団体まで参加しています。これは、かつて、チベット支援に関わる団体同士が方向性の違いからひとつにまとまることができず、世界各地で同時に開催される3月10日のフリーチベットアピールが日本では複数に分裂した状態で開かれていた現状がありました。それをなんとかしたい、新しいネットワークで古いしがらみを乗り越えたい――という意図を持って設立された経緯のあるチベット支援の「新しい波」でした。(←2001年当時。)ルンタ・プロジェクト自体、既存の団体とはほとんど接点のない宗派・党派を超えたところにあるグループなので、TSNJの存在意義には深く共感するところです。せっかく生まれた新しい流れが途絶えてしまうことのないよう、(あまりできることはありませんが)できる限りの協力をしていきたいと思っています。
 で、TSNJが具体的に何をするかというと、年1回、ラサ蜂起の精神を忘れないために、3月10日にフリーチベットを訴える、という活動です。デモにこだわんなくてもいいんじゃないかとは個人的に思っていますが、これまでのところ、渋谷の中国大使館周辺でデモを行っています。
 今年から「ダライラマ法王の声明に賛同します」という団体名ずらずらの部分に、「ルンタ・プロジェクト」が加わります、ということで、よろしくお願いいたします。

【裏ルンタ】 東京ミーティング

 今後、休日に東京まで行く機会があれば、東京近辺にいらっしゃる方で都合の良い方と直接お会いする機会を増やしたいな、と(個人的にですが)考えています。しかし東京に関してはまったく土地鑑がなく、ある程度の人数が落ち着いて話せる場所をどうやって見つけたらいいのか分かりません。何か東京で集まりやすい場所をご存知の方、アイデアありましたら教えてください。
 例えばこんなんです→予約を入れられて音漏れが少なくて安いカラオケボックス▽喫茶店の10人くらい入れる個室▽都とか区が提供してるミーティングルーム

【ルンタ・プロジェクト】 現地新スタッフは調整中

 前回の報告で、「現地に新しく女性スタッフを迎えることになりました」とご報告しましたが、現在、専従スタッフとなっていただくかどうかの最終の調整をしているところです。
 高橋さん留学後、新スタッフを迎えた場合の活動方針、中原さんのみが残って続ける場合の活動方針などは、また折を見てご報告させていただければと思っています。(はっきり決まったものはルンタ通信に載るわけですが、Webという場もせっかくありますので、過程の段階でも可能な限り伝えていけたらな、と)

【裏ルンタ】 地元密着型の講演会を企画します

 「知られざる歴史 チベットからの花嫁」をテーマに講演会を企画中です。講師は『西蔵漂泊』の著者、江本嘉伸氏。昨年パネル展示のみで終わった企画の仕切り直しです。きっと面白い内容になると思うんですが、現在、県への助成金申請中。予算がつかないことには交通費も講師謝礼も出ません(^^;)。
 決まった暁には、近郊の方、関心のある方、ご協力よろしくお願いいたします。

【裏ルンタ】 Web引越しします

 現在使っている「@Nifty」の「メンバーズホームページ」サービスが8月末で終了するそうで、引越し先を探さなければならなくなりました。家の回線は既にADSLになっていて、いつまでNiftyと契約するかも分からないので、Nifty以外のプロバイダも含めて引越し先を探しています。掲示板などのサービスは既に新しく契約しなおしました。しばらく放置が続いていた「裏ルンタのページ」ですが、仕切りなおしして内容充実させたいと思ってますので今後ともよろしくお願いします。(ので、9月以降アクセスして、表示されなくなっても、「あっついに逃げた!」とか思わないでください^^;)
文責:うらるんた(2004年3月18日)


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