うらるんた製作日記2003年1月

2003.01.01 あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。年末からおもての仕事もルンタ関係もたてこんで、なんだかばたばたした年明けになってしまいました。年末年始の愚痴は▼このへんに。帰省もできず、職場で紅白を横目で見ながら仕事して、自宅アパート戻ってコンビニのお弁当食べながら年越し……。1日休んだらまた出勤だし、正月気分もなにもありませんが。
 今年もよろしくおねがいいたします。

2003.01.11 再会

 昨年末チベットから帰国したWWさんと京都で再会。知人の消息、今後の計画、結婚生活の極意(なんじゃそりゃ)など。
 先日Oさんがチベットに旅立ってったばかりで、別の知人からは「ラサについた」と風の便りが届き……。私の周囲にはハワイに行ったことがある人よりもチベットに行ったことがある人のほうが多いと思う(本気)。チベットの世間話をしながら、「あれ、どうして私はしばらくチベットに行く予定がないんだろう?」と、不思議に思えてきたりして(ずれてるずれてる!)。
 なんかお正月前のうきうきしたラサの様子が目に浮かんで、いいなあ、とため息。

 深夜、「旅行人」連載陣のマップイラストレーターでチベット圏もディープに回っている旅人・富永さんと再会。
 私が中国でのんびりしていた間、富永さんはアフリカ、オセアニア各地を周遊。にもかかわらず、話題のメインは同席のIさんが年末年始を過ごしてきたラオスの話だったり(^^;)。富永さんが聞き上手だから? 富永さんの旅行先をひとつひとつ聞いているとキリがないから? 深夜だったから? 帰宅してから首をひねる私。

2003.01.12 初ミーティング

 今年初めてのルンタのミーティング。K嬢・Kさん・Mさん。年末年始に届いた入会申し込みの処理、02年度(02年1月〜12月)の会計処理(これはやった、というよりやっていただいた、という感じですが)など。その後、「これ時間があるときになんとかしたほうがいいんじゃない?」という指摘を受けて、ルンタ関係の棚を整理しました(というか、していただきました←情けない…)。
 今回は、カレンの布プロジェクト改め「タイプロジェクト」を主催しているYokokarenさんが訪ねてきてくださいました。中国から帰国して約1年、それほど遠くに住んでいるわけでもないのに、会ったのは1回だけ。しばらく姿が見えないなーと思っていると「タイ行ってたらしいよ」という噂が聞こえてくる、というエネルギッシュな方に、
 「通帳を確認したいんだけど」
 「えーと、通帳、通帳……」(探している)
 「……」(呆れている)
と繰り返されるやりとりを見ながら「こうして活動してはるのねえ…」と感心されてしまった。感心しないでください!(泣)
 事務処理の傍ら、映画「チベットの女」見に行きたいね、3月にロサル(チベット新年)の集まりができるといいね、などという話をしておりました。
 K嬢お手製のグリーンカレーで夕食の後、午後7時半解散。私はちょろっと会社に顔出して雑用片付け。

 今日見たテレビ番組:NHKスペシャル「ユーラシア・21世紀の潮流」(NHK)
 長い番組だったし、職場で仕事しながらだったので、ずっとちゃんと見てられなかったけど。新疆ウイグルの独立運動の象徴、「東トルキスタン共和国」の水色の旗をはじめて見た。「一時期独立を宣言したが……」と、歴史的経緯にも触れていた。それだけでも見た価値があった。チベット国旗がパブリッシングにほとんど露出しないのと同様、東トルキスタンの国旗が目に触れることもほとんどない。あんな図案だったのか。きれいな旗じゃん。数百人規模の集会で、水色の旗がさざめくように揺れているのは、印象深い光景だった。
 交通事故でプロデューサーら3人が亡くなり取材が中断されたため、45分×4回の予定だったものを1回(75分)に縮めて作ったらしい。イスタンブールを軸に、トルコ、イラン、イラク、とイスラム圏を走破し、増え続ける難民とイスラム回帰を取材し、最後にカラコルム山脈の山々と「取材する予定だった中国ウイグル自治区はこの向こうにある」というテロップで終わる。
 見たかったぞー、ウイグル自治区ルポ! 

2003.01.14 助成金

 インドのナグプールで孤児院や私立学校を運営している「パンニャ・メッター協会」日本事務局のSさんとファミレスでお茶。
 同じインド(だいぶ離れてますが^^;)で活動しているということもあり、裏方同士、懇意にさせていただいているんですが、Sさん「郵政省のボランティア貯金助成の申請をしろとせっつかれてまして…」とのこと。「ルンタさんが前に申請された時の書類を参考にさせていただきたい」とのことで、はるか99年に作成したドキュメントを探して持って行きました。結局申請は通らなかったわけで、それを参考にされても無駄かもしれない――と心配しつつ。
 うわ、ワープロ打ちだよ、感熱紙だよ……。インドとやりとりしたメールをプリントアウトしたものもはさまってましたが、これってワープロ通信だったから保存が利かなくてすぐ消えちゃったからいちいちプリントしてたんだっけ。

 書類を出すのももちろんだし、現地での活動の記録とまとめと報告を、会計も含めてきっちりやることは大切だけど、さらに助成金を受けやすくするためには、日本国内での認知度を上げてみたらどうでしょうか、と提案。それから、助成を受ける際には、それが公的助成ならなおさら、ギブアンドテークで地域貢献が必要になる(例えば郵貯の助成を受けたら、地元中央郵便局管内での報告会や写真展、レポート原稿などのただ働きが必要になる)ため、日本国内でもきっちりしたサポート体制があることがのぞましい――などの話をしてきました。(いいかげんなことを言ってしまったかしら、と不安ですが)
 Sさん、「パソコンはほこりかぶってるし、書類の書き方もよく分からないし、会計処理も素人だし、どこかにそういう書類を代わりに作ってくれるボランティアがいませんかね」とぼやいていました。気持ちわかるなあ。ルンタも、そりゃ助成申請もしたいし何よりお金は欲しいんだけど、目の前の作業やイベントや問い合わせなどのあれこれと日頃のオモテの仕事に追われ、降りるか降りないかわからない申請手続きに費やす時間も書類作成のヒマもなく、結局、申請にいたらない――という悪循環。誰かに代わって作ってもらうったって、その人とまったく初対面だったりすると、今度はその人にルンタの活動内容やアピールポイントを説明する手間が生じるわけで。

 そんな偉そうなことをいいつつ、手元には県の外郭団体などから提出を求められている活動内容などの報告書類がたまってます。年末に大阪から届いた書類も、ものすごく忙しい時期だったので、締め切りに間に合わず(1週間以内にって言われてもさー)、年明けにやっと返送したし。とほほ。すいません。

2003.01.19 

 週末は仕事でした。週末も、か。

 最近買った本:杉山正明「遊牧民から見た世界史――民族も国境もこえて」(日経ビジネス文庫)
 モンゴル史研究者がみるユーラシア史。口絵にあしらわれていた『集史』(写本)がペルシャ語だったのに驚いた(我ながら無知だ)。チベット関連は1項しかなかったけど、7章「近現代史の枠組みを問う」だけでも面白かったです。
 「現在の地球上の『民族名』のうち、はたしてどれほどのものが、近現代の政治上の理由とは無縁なものだろうか」
 ――その記述に、日本やチベットをあてはめてみたり。まず国家があり、それに規定されて「民族」ができるという考え方には是首できない(でも逆説的で面白い視点だと思う)し、「中華民族」という実態が存在するとも思わないけれど(この本にも存在すると書かれているわけじゃないけど)。

2003.01.22 渡来人倶楽部

 「近江渡来人倶楽部」の新年会に出席。



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